シオンの娘の栄華はことごとく彼女を離れ去り、 その君たちは牧草を得ない、しかのようになり、 自分を追う者の前に力なく逃げ去った。
人の子よ、わたしが、彼らのとりで、彼らの喜びと栄え、彼らの目の喜びであり、その心の望みであるもの、また彼らのむすこ娘たちを取り去る日、
『イスラエルの家に言え、主なる神はこう言われる、見よ、わたしはあなたがたの力の誇、目の喜び、心の望みであるわが聖所を汚す。あなたがたが残すむすこ娘たちは、つるぎに倒れる。
主の宮と王の宮殿を焼き、エルサレムのすべての家を焼いた。彼は大きな家をみな焼きはらった。
またゼデキヤの目をつぶさせた。そしてバビロンの王は彼を鎖につないでバビロンへ連れて行き、その死ぬ日まで獄屋に入れて置いた。
町々は取られ、城は奪われる。 その日モアブの勇士の心は 子を産む女の心のようになる。
そのたくましい馬のひずめの踏み鳴らす音のため、 その戦車の響きのため、その車輪のとどろきのために、 父はその手が弱くなって、 自分の子をも顧みない。
「万軍の主、イスラエルの神は、すべて捕え移された者、すなわち、わたしがエルサレムから、バビロンに捕え移させた者に、こう言う、
王と太后とに告げよ、 「あなたがたは低い座にすわりなさい。 麗しい冠はすでに あなたがたの頭から落ちてしまったからです」。
シオンに住む者よ、声をあげて、喜びうたえ。 イスラエルの聖者はあなたがたのうちで 大いなる者だから」。
その時、主はシオンの山のすべての場所と、そのもろもろの集会との上に、昼は雲をつくり、夜は煙と燃える火の輝きとをつくられる。これはすべての栄光の上にある天蓋であり、あずまやであって、
かつては忠信であった町、 どうして遊女となったのか。 昔は公平で満ち、 正義がそのうちにやどっていたのに、 今は人を殺す者ばかりとなってしまった。
聖なる装いをして主を拝め、 全地よ、そのみ前におののけ。
神は麗しさのきわみであるシオンから光を放たれる。
主が彼について語られた言葉はこうである、 『処女であるシオンの娘は あなたを侮り、あなたをあざける。 エルサレムの娘は あなたのうしろで頭を振る。
彼らの岩が彼らを売らず、 主が彼らをわたされなかったならば、 どうして、ひとりで千人を追い、 ふたりで万人を敗ることができたであろう。
主はあなたを敵の前で敗れさせられるであろう。あなたは一つの道から彼らを攻めて行くが、彼らの前で七つの道から逃げ去るであろう。そしてあなたは地のもろもろの国に恐るべき見せしめとなるであろう。
町の一角がついに破れたので、王はすべての兵士とともに、王の園のかたわらにある二つの城壁のあいだの門の道から夜のうちに逃げ出して、カルデヤびとが町を囲んでいる間に、アラバの方へ落ち延びた。
しかしカルデヤびとの軍勢は王を追い、エリコの平地で彼に追いついた。彼の軍勢はみな彼を離れて散り去ったので、